NVIDIA RTX™ 6000 Ada Generationは、現代のプロフェッショナル ワークフローの課題に対応する特徴、機能、パフォーマンスを提供します。NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャで構築された RTX 6000 は、第 3 世代の RT コア、第 4 世代の Tensor コア、次世代 CUDA® コアを 48GB のグラフィックス メモリを組み合わせ、かつてないレンダリング、AI グラフィックス、コンピューティング パフォーマンスを実現します。NVIDIA RTX 6000 搭載ワークステーションは、今日の非常に困難なビジネス環境で成功するために必要なものを提供します。
1台のワークステーションから最大4GPU、16画面に亘って、デスクトップやアプリケーションを透過的に拡張しながら、完全なパフォーマンスと画質を実現します。
1枚のカードで最大4台の5Kモニター(@60Hz)、またはデュアル8Kディスプレイをサポートします。RTX 6000は、10/12b HEVCデコードでは4K @60Hz、10b HEVCエンコードでは最大4K @60HzのHDRカラーをサポートします。各DisplayPortコネクタは、4,096×2,160 @120Hzの超高解像度を30ビットカラーで駆動することができます。
シングル大型ディスプレイやマルチディスプレイ環境、特に大型ワイドスクリーンディスプレイが普及している現在の環境において、エンドユーザーによるデスクトップ体験のコントロールを可能にし、生産性を向上させます。
8枚のGPU(2枚のSyncⅡボードを介して接続)からなる最大32台のディスプレイの表示と画像出力を1つのシステムで同期させることが可能なので、高度なビデオビジュアライゼーション環境を構築するために必要なマシンの数を削減します。
各フレームロックコネクターは、フレームロックケーブルとの接続を確実にするセルフロック式の保持機構を備えており、堅牢な接続性と最大限の生産性を実現します。
プロフェッショナルなアプリケーションに、滑らかで臨場感のある3Dステレオ体験を提供します。
最大32Kのデスクトップサイズを持つ高解像度のディスプレイデバイスでは、より多くのモザイクトポロジーの選択肢が得られます。
3Dステレオハードウェアを NVIDIA RTX プロフェッショナル グラフィックス カードに直接同期させるための専用接続によるステレオエフェクトの強固なコントロール。
NVIDIAバーチャルGPU(vGPU)ソフトウェアのサポートにより、パーソナルワークステーションを複数の高性能仮想ワークステーションインスタンスに再利用することができ、リモートユーザは、ハイエンドデザイン、AI、およびコンピューティングワークロードを駆動するためのリソースを共有することが可能になります。
NVIDIA RTX Experienceは、最大8Kでのデスクトップ録画、最新のNVIDIA RTX Enterpriseドライバアップデートの自動通知、ゲーム機能へのアクセスなど、一連の生産性向上ツールをデスクトップワークステーションに提供します。このアプリケーションは、 コチラからダウンロードできます。
Caffe2、MXNet、CNTK、TensorFlowなどのディープラニング・フレームワークは、学習時間を劇的に短縮し、マルチノードでの学習性能を向上させます。cuDNN、cuBLAS、TensorRTなどのGPUアクセラレーションライブラリは、ディープラニング推論とハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)アプリケーションの両方でより高い性能を発揮します。
C/C++やFortranなどの標準的なプログラミング言語や、OpenCL、OpenACC、Direct ComputeなどのAPIをネイティブに実行することで、レイトレーシング、ビデオ・画像処理、計算流体力学などの技術を高速化することができます。
シームレスな49ビットの単一仮想アドレス空間により、フルアロケーションのCPUメモリとGPUメモリの間でデータを透過的に移動させることができます。
GPUDirect for Videoは、不要なシステムメモリのコピーやCPUのオーバーヘッドを回避することで、GPUとビデオI/Oデバイス間の通信を高速化します。
システムの稼働時間を最大化し、大規模な展開をシームレスに管理し、グラフィックスやディスプレイの設定をリモートでコントロールすることで、効率的な運用を実現します。
1 この機能は、ソフトウェア・アプリケーションによる実装が必要であり、単独でのユーティリティーではありません。利用可能かどうかの詳細については、rtxprohelp@nvidia.com にお問い合わせください。
2 以前にNVIDIA Quadro Viewとして知られていた製品は、ブランドの移行が行われました。
3 サポートには、Linux および NVIDIA RTX Enterprise Driver R387 以降が必要です。4基以上の GPU には NVIDIA SLI 認定システムが必要です。
4 以前にNVIDIA Quadro Experience として知られていた製品は、2021 年 4 月 21 日にブランド変更されました。
GPU アーキテクチャ | NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャ |
CUDA コア | 18,176 |
Tensor コア | 568 |
RT コア | 142 |
単精度 性能1 | 91.1 TFLOPS |
RT コア 性能1 | 210.6 TFLOPS |
Tensor 性能1 | 1457.0 TFLOPS2 |
GPU メモリ | 48 GB GDDR6 (ECC 搭載) |
メモリ インターフェイス | 384-bit |
メモリ 帯域幅 | 960 GB/秒 |
最大 消費電力 | 300W |
サーマルソリューション | ブロワーアクティブファン |
グラフィックス バス | PCI 4.0 x16 |
ディスプレイ コネクタ | DP 1.4 ×43 |
フォームファクタ | (H) 4.4 × (L) 10.5 インチ、デュアル スロット |
重量 | 1.180 kg |
vGPU ソフトウェア サポート3 | NVIDIA vPC/vApps、NVIDIA RTX Virtual Workstation (vWS) |
サポートされているvGPU Profiles | 1 GB、2 GB、3 GB、4 GB、6 GB、8 GB、12 GB、16 GB、24 GB、48 GB |
NVLink 相互接続 | 非 サポート |
フレーム ロック | 互換 (Quadro Sync II) |
電源 コネクタ | PCIe CEM5 16ピン ×1 |
NVENC | NVDEC | 3x | 3x (+AV1 エンコード および デコード) |
1ピーク レートは GPU ブースト クロックに基づいています。
2新スパース機能を用いた効果的な FP8 TFLOPS
3RTX 6000 Ada Generationでは、デフォルトでディスプレイポートがオンになっています。
vGPUソフトウェアを使用する場合、ディスプレイポートはアクティブではありません。
RTX 6000 Ada Generationの仮想化サポートは、2023年第1四半期に予定されているNVIDIA仮想GPU(vGPU)リリースで利用可能になる予定です。