NVIDIA RTX™ A5500は、NVIDIA Ampereアーキテクチャのパワーを解き放ち、プロフェッショナル向けの新しいレベルの性能、機能、および専門家向けのコラボレーションを実現し、境界のない創造を促します。NVIDIA Ampereアーキテクチャに基づく第2世代のNVIDIA RTXテクノロジーは、アーティスト、デザイナー、エンジニア、科学者が、強化されたリアルタイムレイトレーシング、高速化されたAI、高度なグラフィックスとコンピューティング機能、仮想化、フォトリアリスティックなVRで想像力をかき立てることができます。世界をリードする70以上のプロフェッショナル・アプリケーションがRTXテクノロジーによって加速され、専門家はより迅速に没入型のデジタル体験を設計し構築することができます。
要求の厳しいワークロードの向けに設計されたNVIDIA RTX A5500は、スムーズな相互作用と性能への影響なしに、複数のアプリケーションを同時に実行する能力を専門家に提供します。NVIDIA RTX A5500は、高品質で没入感のあるコンテンツを構築し、どこからでもコラボレーションを行うために必要な安定性、信頼性、パフォーマンス、機能を提供します。24GBのGPUメモリを搭載し、NVLinkにより48GBまで拡張可能なNVIDIA RTX A5500は、大規模なモデル、データセット、3Dレンダリング、複雑なシーンをより忠実かつインタラクティブに処理し、ユーザーがデスクトップから想像力と創造性を引き出すことに役立ちます。
2枚のRTX A5500カードをNVLinkで接続すると、有効なメモリフットプリントが2倍になり、最大112.5GB/s(総帯域幅)の速度でGPU間のデータ転送が可能になることで、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。
複数のGPUを活用することで、グラフィックス性能の動的な拡張、画質の向上、ディスプレイ領域の拡大、完全な仮想化システムの構築などが可能です。
1台のワークステーションから最大4GPU、16画面に亘って、デスクトップやアプリケーションを透過的に拡張しながら、完全なパフォーマンスと画質を実現します。
1枚のカードで最大4台の5Kモニター(@60Hz)、またはデュアル8Kディスプレイをサポートします。RTX A6000は、10/12b HEVCデコードでは4K @60Hz、10b HEVCエンコードでは最大4K @60HzのHDRカラーをサポートします。各DisplayPortコネクタは、4,096×2,160 @120Hzの超高解像度を30ビットカラーで駆動することができます。
シングル大型ディスプレイやマルチディスプレイ環境、特に大型ワイドスクリーンディスプレイが普及している現在の環境において、エンドユーザーによるデスクトップ体験のコントロールを可能にし、生産性を向上させます。
8枚のGPU(2枚のSyncⅡボードを介して接続)からなる最大32台[iii] のディスプレイの表示と画像出力を1つのシステムで同期させることが可能なので、高度なビデオビジュアライゼーション環境を構築するために必要なマシンの数を削減します。
各フレームロックコネクターは、フレームロックケーブルとの接続を確実にするセルフロック式の保持機構を備えており、堅牢な接続性と最大限の生産性を実現します。
プロフェッショナルなアプリケーションに、滑らかで臨場感のある3Dステレオ体験を提供します。
最大32Kのデスクトップサイズを持つ高解像度のディスプレイデバイスでは、より多くのモザイクトポロジーの選択肢が得られます。
3DステレオハードウェアをQuadroグラフィックスカードに直接同期させるための専用接続によるステレオエフェクトの強固なコントロール。
NVIDIAバーチャルGPU(vGPU)ソフトウェアのサポートにより、パーソナルワークステーションを複数の高性能仮想ワークステーションインスタンスに再利用することができ、リモートユーザは、ハイエンドデザイン、AI、およびコンピューティングワークロードを駆動するためのリソースを共有することが可能になります。
NVIDIA RTX Experienceは、最大8Kでのデスクトップ録画、最新のNVIDIA RTX Enterpriseドライバアップデートの自動通知、ゲーム機能へのアクセスなど、一連の生産性向上ツールをデスクトップワークステーションに提供します。このアプリケーションは、 コチラからダウンロードできます。
Caffe2、MXNet、CNTK、TensorFlowなどのディープラニング・フレームワークは、学習時間を劇的に短縮し、マルチノードでの学習性能を向上させます。cuDNN、cuBLAS、TensorRTなどのGPUアクセラレーションライブラリは、ディープラニング推論とハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)アプリケーションの両方でより高い性能を発揮します。
C/C++やFortranなどの標準的なプログラミング言語や、OpenCL、OpenACC、Direct ComputeなどのAPIをネイティブに実行することで、レイトレーシング、ビデオ・画像処理、計算流体力学などの技術を高速化することができます。
シームレスな49ビットの単一仮想アドレス空間により、フルアロケーションのCPUメモリとGPUメモリの間でデータを透過的に移動させることができます。
GPUDirect for Videoは、不要なシステムメモリのコピーやCPUのオーバーヘッドを回避することで、GPUとビデオI/Oデバイス間の通信を高速化します。
システムの稼働時間を最大化し、大規模な展開をシームレスに管理し、グラフィックスやディスプレイの設定をリモートでコントロールすることで、効率的な運用を実現します。
1. この機能は、ソフトウェア・アプリケーションによる実装が必要であり、単独でのユーティリティーではありません。利用可能かどうかの詳細については、quadrohelp@nvidia.com にお問い合わせください。
2. この機能を利用するには、アプリケーションがNVLinkを認識し、NVLink用に最適化されている必要があります。
3. 以前にNVIDIA Quadro Viewとして知られていた製品は、ブランドの移行が行われました。
4. 将来のドライバ・リリースでサポートされる機能です。
5. RTX A5500 GPUの仮想化サポートは、今後リリースされるNVIDIA仮想GPU(vGPU)で利用できるようになる予定です。
GPU アーキテクチャ | NVIDIA Ampere アーキテクチャ |
CUDA 並列処理 コア | 10,240 |
NVIDIA Tensor コア | 320 |
NVIDIA RT コア | 80 |
単精度 性能 | 34.1 TFLOPS |
RT コア 性能 | 66.6 TFLOPS |
Tensor 性能 | 272.8 TFLOPS |
フレーム バッファ メモリ | 24GB GDDR6 (ECC機能付き) |
メモリ インターフェイス | 384-bit |
メモリ 帯域幅 | 768 GB/s |
最大消費電力 | 230 W |
グラフィックス バス | PCI Express 4.0 x 16 |
ディスプレイ コネクタ | DP 1.4 ×4 |
フォームファクター | (H) 4.4 × (L) 10.5 インチ、デュアル スロット |
重量 | 1.025 kg |
サーマル ソリュション | アクティブ |
vGPU ソフトウェア サポート |
NVIDIA ® Virtual PC/Virtual Applications (vPC/vApps) NVIDIA RTX® Virtual Workstation (vWS) NVIDIA Virtual Compute Server (vCS) |
サポートしているvGPU プロファイル | 「vGPU Pricing & Licensing Guide」をご参照ください。 |
電源コネクタ | 8-ピン PCle ×1 |
フレーム ロック | 互換 (Quadro Sync II) |
NVLink 相互接続 | 112.5 GB/s (双方向) |
NVENC | NVDEC | 1x | 2x (+AV1 デコード) |